どらごんぼーる考察

がんだまぁBlogからドラゴンボール記事を移植しました。以後ドラゴンボール考察はここで展開します。

追悼・鳥山明

ドラゴンボールの原作者である鳥山明氏が亡くなりました。1ファンとして非常に残念です。謹んで哀悼の意を表します。 特に、このブログでは鳥山原作の設定かどうかに重点を置いて考察していました。もう新しい鳥山設定が生まれなくなることは大変残念です。 …

「惑星ベジータの神」とビルスと超サイヤ人ゴッドの関係

アニメ版ドラゴンボールZでは、まだフリーザという存在が原作に登場する前、惑星ベジータが滅んだ理由が「サイヤ人の悪行に見限った惑星ベジータの神が隕石をぶつけたから」という背景が界王様により語られていました。原作に先走って勝手にアニオリ設定を追…

ドラゴンボールによる死者復活のルール

当初の設定では、1年以内に死んだ人間でないと、ドラゴンボールで生き返らせることはできないことになっていました。そうでないと、孫悟飯(じっちゃん)も生き返らせることができてしまったりするからだったのだと思うのですが、いつの間にかなかったことに…

ラディッツに伸び代はあったか

悟空の兄・ラディッツは、その弟が際限なく強くなっていき、その息子や父(後付け)もどんどん強くなっていることから、同じ血筋であるが故にもっと強くなれる可能性があったのではないか、と言われることが多いキャラクターです。そのため、ゲームオリジナ…

セルゲーム時のベジータの心理

人造人間編はベジータが調子に乗らなかったらすぐ終わっていたというのはよく言われることで、特にセルを完全体にさせたことは最大の戦犯と言えます。ベジータがそのことについてどのくらい責任を感じていたかは分かりませんが、セルゲーム時のベジータは、…

地球人戦闘キャラクターの家庭環境

悟空やベジータらサイヤ人と、その家族(妻の家族含む)は割と設定されていますが、それ以外のメインキャラについては、あまり家族に関する設定がありません。今回は、クリリンら地球人の戦士たちがどのような環境で育ったのか、少し考察してみたいと思いま…

超サイヤ人化せずにフリーザを倒せるか?

フリーザに対して、悟空はその時とれる全ての手を使ってフリーザに挑みました。当時はそれが限界だった20倍界王拳や、ナメック星の周囲の星の元気まで集めた特大元気玉をぶつけても、半分の力しか出していないフリーザを倒すことができませんでした(50%の…

超サイヤ人になるための「怒り」の条件

「穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた」のが超サイヤ人とは悟空の弁ですが、一方でベジータは「自分への怒り」によって目覚めたと語っています。ベジータの場合、伝説上の存在と思われていた超サイヤ人が悟空により具体化し、それを目指して…

ベジータにとっての悟飯

ベジータは悟飯のことを割と評価している、とネット上では良く語られています。実際にベジータが悟飯のことをどのように思っていたのか、掘り下げてみたいと思います。 まず、ベジータはラディッツが殺された際、サイヤ人と地球人の混血は戦闘力が高いという…

人造人間の永久エネルギー炉について考える

人造人間は人工物だから気がない、というのがドラゴンボールの基本設定ですが、しかし人造人間も気弾のようなものを発射することができます。これは気でないなら何なのでしょうか? エネルギー吸収型の人造人間は、人間から気を奪うことで自分のエネルギーに…

悟空と競い合うベジータの足跡を辿る

もはやドラゴンボールどころか、全漫画の代表的なライバル関係と言っても過言ではない悟空とベジータですが、直接対決したのは2回だけ(初戦とバビディ洗脳時)しかありません。映画「スーパーヒーロー」での対決はお互い変身していない修行みたいなものです…

もし人造人間編をリメイクするなら

ドラゴンボールの人造人間編は、作者が当初メインの敵と考えたキャラが次々と変わっていき、それに伴う辻褄合わせが上手くいかずに粗の多いシナリオになってしまっています。 もし完全新作として人造人間編をリメイクするとすれば、どのような物語になると綺…

ビルスが老界王神を封印した理由

老界王神をゼットソードに封印したのはビルスであると鳥山明氏自身が後から設定しましたが、そもそも何故封印してしまったのでしょうか。些細な言い争いからだったと言いますが、だとしても封印してしまうというのはやや酷すぎる気がします。 もちろん、界王…

身勝手の極意と超サイヤ人ゴッドの関係

悟空の現状最強の形態である「身勝手の極意」ですが、本来は「極意」の名の通り形態というよりは技に近いものであり、それ故にコミック版「超」では亀仙人がそれに近い技を披露していたりします。 また、「力の大会」では最強の戦士であったジレンは、映画「…

悟飯は何故訛りがないのか

悟空の口調と言えば、「オラワクワクすっぞ!」のように若干訛っているのが特徴です。最近ちょっと悪く強調されすぎですが、都会娘のブルマに対して田舎の少年という意味でそういうキャラになっていたのだと思います。 悟空の妻であるチチも、悟空以上の訛り…

もしも、フリーザ編の次が「神と神」の話だったら

映画「復活のF」以降のエピソードは、フリーザ編の後のエピソードのリメイク的な側面を持っています。 復活のFがメカフリーザ再来、ゴクウブラック編が未来トランクスに関するエピソード、スーパーヒーローは人造人間編の焼き直しエピソードのようになってお…

ピッコロ大魔王と龍族

ナメック星人の最長老は口から卵を産んで子孫を残しますが、ピッコロ大魔王は同様の方法で魔族を産んでいました。 ピッコロ大魔王は同じく卵でマジュニアを産んでいるので、最長老のように子孫を残すこともできるようです。 では、悪に染まった存在とは言え…

フリーザとベジータの今後の関係

「超」でフリーザが完全に復活し、「ブロリー」の描写からフリーザ軍が再結成され、悟空たちとは距離をとりながら活動を続けているような世界になったドラゴンボールワールド。 悟空にとっては、フリーザは切磋琢磨するライバルの1人(ただし気は許せない)…

バビディの目的は何だったのか

大魔導師バビディは、魔人ブウ復活のために暗躍していましたが、ブウを復活させた後、何を目指していたのかはっきり描かれていません。 ブウ復活後は、自分たちに逆らった者への制裁しか考えておらず、その先にどんなビジョンがあったのか定かではありません…

フリーザが売った星は誰が買っているのか

フリーザは「宇宙の地上げ屋」と言われており、人が住んでいる星を制圧して他の宇宙人に売ることを家業としています。これは、当時バブル時代で地上げ屋が問題になっており、鳥山明氏が当時悪者と言えば地上げ屋だったからと述懐していますが、そもそもフリ…

「孫悟飯ビースト」の力は何故最長老や老界王神では引き出せなかったか

映画「スーパーヒーロー」のネタバレ情報が解禁され、悟飯の新形態の名前は「孫悟飯ビースト」であるとされました。サイヤ人が持つ獣の力となれば、大猿以外になく、やはり大猿の力を引き出しているブロリーに近い特性の形態であると言えそうです。 しかし、…

映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」ネタバレ感想

絶対終盤の展開伏せられているだろうなと思い、ネタバレが怖いので速攻で見てきました。今回の映画は、悟飯とピッコロがメインということで、これまでこのブログで悟飯やピッコロのパワーアップを求めていた自分としては、是非とも見ておきたい内容でした。 …

気功砲って結局どんな技?

天津飯の必殺技と言えば、気功砲です。威力が高すぎる上、使用者の寿命を縮める禁断の技という扱いはドラゴンボールの中でも異色で、他に使用者が現れることもありませんでした。 しかし、舞空術や太陽拳のような鶴仙流の技が誰もが使えるスタンダードな技に…

悟空にとっての「強いヤツ」の基準

「おめぇつえぇな…オラワクワクしてきたぞ!」という台詞(厳密にはこの台詞自体は原作では言っていないと思いますが)は、悟空のキャラクターを象徴するものですが、この「自分より強いかもしれない敵」に遭遇した時のワクワク感が、悟空が強くなろうとする…

ビルスにとっての魔人ブウと界王神

ビルスは寝てばかりいて破壊神としての仕事を放置しており、実質的にフリーザにそれを任せていた状態だったわけですが、魔人ブウがビビディとともに暴れていた頃はどうだったのだろう?とふと思いました。 この頃も寝ていて、そのために界王神がブウと戦うこ…

ナッパは何故タフなのか

ナッパの戦闘力は4000では低すぎるのではないか、と言われる根拠の一つに、「8000以上」の戦闘力の悟空の攻撃に何発も耐えたことが挙げられます。戦闘力に倍の差があれば手も足も出ない事例の方が作中に多いため、ナッパの耐久力は異常です。 そこで考えたの…

「我儘の極意」は毒親からの解放か?

コミック版「超」でベジータの新たなる力として導入された「我儘の極意」ですが、自分がベジータゴッドについて語った際に望んだベジータの進化の方向性とは真逆だったので、ちょっと受け入れがたいものがありました。 しかし、ウイスの与えた課題が基本的に…

未来の悟飯は何故カッコいいのか

いつの間にか、多くの人気を獲得している未来の悟飯。当時は、結局人造人間になす術もなかったキャラということでそんなにクローズアップされていなかったと思うのですが、現代の悟飯がどんどんカッコ悪くなっていったせいか相対的に人気が上がってきたよう…

超サイヤ人1以上2未満の敵キャラたち

アニメオリジナルまで含めると、超サイヤ人1以上超サイヤ人2以下くらいの戦闘力の敵は実は結構多くいます。原作のセルとダーブラ、劇場版のブロリーとボージャック、ゲームオリジナルのハッチヒャックあたりが、そのくらいの戦闘力に当たります。これらの強…

コルド大王に変身能力はあるか?

フリーザの父・コルド大王はフリーザの1回目の変身後の姿にそっくりであることから、更に変身できるのではないか、ということは連載当時から言われていたことだと思います。 しかし現時点で変身後の姿が全く設定されないあたり、おそらくは「それ以上の変身…